クール上司と偽装レンアイ!?
午後になると大量の材料が返品されて来た。
資材の一時保管場所に高く詰まれたダンボールに圧倒される。
実際見るとすごい量だ。
これを一つ一つ確認していくなんて…不安でいっぱいだけど、とにかく急がなくちゃ。
急いで箱を開いてチェックして行く。
1時過ぎから必死に作業してなんとか半分終らせる事が出来たのは4時過ぎだった。
このペースだと終るのは7時くらいになりそうだ。
それから溜まってる仕事を片付けて……帰れるのは8時くらいかな。
そう言えば今日は部内での飲み会だった。
名目は神崎さんの歓迎会。
転勤して来てもう一ヶ月以上経つから今更なんだけど。
結構楽しみだったけど、今日は参加出来ないな。
時計を見ながらそんな事を考えてると、突然声をかけられた。
「あと、どれくらい有る?」
「え?」
ビクッとして振り返ると、私の直ぐ後ろに神崎さんが立っていた。
「何、驚いてんの?」
人気の無い保管室に、怪訝そうな神崎さんの声が響く。
「あ、あの……」
まさか神崎さんが来るとは思わなかったから慌ててしまう。
あたふたする私の横をさっさと通り過ぎた神崎さんは、積まれたダンボールを見て眉をひそめた。
「まさかまだ半分しか終ってないとか?」
「あっ、はい」
どうしてまさかなんだろう。
さぼらずやっていたし、特別作業が遅い訳でもないと思うけど。
資材の一時保管場所に高く詰まれたダンボールに圧倒される。
実際見るとすごい量だ。
これを一つ一つ確認していくなんて…不安でいっぱいだけど、とにかく急がなくちゃ。
急いで箱を開いてチェックして行く。
1時過ぎから必死に作業してなんとか半分終らせる事が出来たのは4時過ぎだった。
このペースだと終るのは7時くらいになりそうだ。
それから溜まってる仕事を片付けて……帰れるのは8時くらいかな。
そう言えば今日は部内での飲み会だった。
名目は神崎さんの歓迎会。
転勤して来てもう一ヶ月以上経つから今更なんだけど。
結構楽しみだったけど、今日は参加出来ないな。
時計を見ながらそんな事を考えてると、突然声をかけられた。
「あと、どれくらい有る?」
「え?」
ビクッとして振り返ると、私の直ぐ後ろに神崎さんが立っていた。
「何、驚いてんの?」
人気の無い保管室に、怪訝そうな神崎さんの声が響く。
「あ、あの……」
まさか神崎さんが来るとは思わなかったから慌ててしまう。
あたふたする私の横をさっさと通り過ぎた神崎さんは、積まれたダンボールを見て眉をひそめた。
「まさかまだ半分しか終ってないとか?」
「あっ、はい」
どうしてまさかなんだろう。
さぼらずやっていたし、特別作業が遅い訳でもないと思うけど。