クール上司と偽装レンアイ!?
「今日は神崎君も誘う予定だったのよ」
真壁さんが突然話し出した。
私は内心首を傾げる。
別府課長に呼ばれる前、葵は私に待っててと言ったから予定は無いと思っていた。
「何だか揉めてるみたいだから諦めたけど。彼には一度はっきり文句を言いたいのよね」
真壁さんは葵にだって普段から言いたい事言ってるように見えてたけど。
「今度はどこと揉めてるの?」
「私は詳しい事は……設計部との絡みみたいなんですけど」
「そう。でも広瀬さんは帰れるのね。戦力外って事?」
「……」
嫌味を言う為に誘ったとしか思えない。言い返す気力も無くて私は薄めに作ってもらった杏サワーを一口飲んだ。
……そう言えば、設計部と揉めてるのに近藤さんはこんな所に居ていいのかな?
正面の近藤さんに目を向けると、私の頭の覗いたように言われた。
「俺はサボってる訳でも戦力外でも無いよ。担当じゃないだけ」
私も担当じゃないだけですけど。心の中で呟きながら時計をチラッと見た。
15分経過。残り30分。
真壁さんが突然話し出した。
私は内心首を傾げる。
別府課長に呼ばれる前、葵は私に待っててと言ったから予定は無いと思っていた。
「何だか揉めてるみたいだから諦めたけど。彼には一度はっきり文句を言いたいのよね」
真壁さんは葵にだって普段から言いたい事言ってるように見えてたけど。
「今度はどこと揉めてるの?」
「私は詳しい事は……設計部との絡みみたいなんですけど」
「そう。でも広瀬さんは帰れるのね。戦力外って事?」
「……」
嫌味を言う為に誘ったとしか思えない。言い返す気力も無くて私は薄めに作ってもらった杏サワーを一口飲んだ。
……そう言えば、設計部と揉めてるのに近藤さんはこんな所に居ていいのかな?
正面の近藤さんに目を向けると、私の頭の覗いたように言われた。
「俺はサボってる訳でも戦力外でも無いよ。担当じゃないだけ」
私も担当じゃないだけですけど。心の中で呟きながら時計をチラッと見た。
15分経過。残り30分。