クール上司と偽装レンアイ!?
食べながら新しい部署の話をしたり、真希ちゃん達の仕事の愚痴を聞いたり、凄く楽しい時間が過ぎていった。
葵は基本無口なんだけど、時々小さく笑っていて、リラックスしてるのが伝わって来た。
一通り自分達の事を話し終えると、真希ちゃんが思い出したように言った。
「そう言えば、神崎さんは朝井さんの異動の理由って知ってますか? 総務に異動になって僅かな期間でまた異動なんて不自然ですよね?」
「言われて見ればそうだよな」
近藤さんも頷き同意する。
葵は少し考えるようにしてから答えた。
「総務の前川さんと揉めたらしい。多分それで総務課長が出したんだろうな、購買からは一人異動する事が決まってたし、それでうちに来たんじゃないか?」
「……そうなの?」
前川さんと言えば、総務部のベテラン女性社員。社歴20年以上で会社の事は何でも知っている。実は課長より権力が有るとか噂されている人なのに……そんな人となぜ揉めてしまったのだろう。
「揉めちゃいけない相手だよな。馬鹿だな朝井は」
近藤さんがちょっとドライに言う。
「そんな理由? 気にして損した」
真希ちゃんは更にクールだった。
盛り上がった食事会が終わり、店の前で二手に別れた。
真希ちゃんと近藤さんはもう一軒行くと言い、夜の街へ。
私と葵はタクシーに乗りマンションに向う。
葵は基本無口なんだけど、時々小さく笑っていて、リラックスしてるのが伝わって来た。
一通り自分達の事を話し終えると、真希ちゃんが思い出したように言った。
「そう言えば、神崎さんは朝井さんの異動の理由って知ってますか? 総務に異動になって僅かな期間でまた異動なんて不自然ですよね?」
「言われて見ればそうだよな」
近藤さんも頷き同意する。
葵は少し考えるようにしてから答えた。
「総務の前川さんと揉めたらしい。多分それで総務課長が出したんだろうな、購買からは一人異動する事が決まってたし、それでうちに来たんじゃないか?」
「……そうなの?」
前川さんと言えば、総務部のベテラン女性社員。社歴20年以上で会社の事は何でも知っている。実は課長より権力が有るとか噂されている人なのに……そんな人となぜ揉めてしまったのだろう。
「揉めちゃいけない相手だよな。馬鹿だな朝井は」
近藤さんがちょっとドライに言う。
「そんな理由? 気にして損した」
真希ちゃんは更にクールだった。
盛り上がった食事会が終わり、店の前で二手に別れた。
真希ちゃんと近藤さんはもう一軒行くと言い、夜の街へ。
私と葵はタクシーに乗りマンションに向う。