クール上司と偽装レンアイ!?
しばらくすると神崎さんが会議に出る為席を外したので、ようやく気分が落ち着いて来た。

仕事も集中して進められる。

サクサクとリストを確認していると、後ろから声をかけられた。

「広瀬さん」

「はい」

聞き慣れない声に振り返った私は、驚きのあまりポカンと口を開いてしまった。

だって私の椅子の直ぐ後ろに立って私を呼んだのは、社内一と言ってもいい有名人。


営業部の藤原さんだった。

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