クール上司と偽装レンアイ!?
「……彩、もしかして神崎さんの事本当に好きなの?」
「えっ?!」
私の気持ちはまだ言ってなかったのに、どうして早速バレてるの?
「彩、分かりやすいから」
「……」
「神崎さんも分かってるんじゃない?」
「えっ、それはないでしょ?」
だって態度に何の変化も無いし。
神崎さんは常に冷静として淡々としていて……。
「それなら告白してみれば?」
「は? な、何言ってるの? 無理だよ!」
「どうして? 偽装とは言え、表向きは付き合ってるんだし今がチャンスでしょ。嘘ついてまで真壁さんから守ってくれたのは彩を気にいってるからかもしれないし」
「でも、いくらなんでも急すぎるでしょ? 神崎さんが異動して来てまだ2月弱だよ?」
「関係ないよ。それに彩、前の彼氏とは積極性が足り無すぎで駄目になったんでしょ? 同じ失敗したく無いって言ってたじゃない」
言ったけど……。
「神崎さん結構イケメンだし、その内人気者になるよ。そしたらもう手が届かなくなるかも。沢山ライバルがいる状況で選ばれる自信あるの?」
有る訳が無い。
でも……告白しても失敗する可能性かなり高いし、そうなったら気まずくなるし。
でも……真希ちゃんの言うように他にも神崎さんを好きって子が現れるかもしれないし。
頭の中は“でも、でも”ばかりで自分でも嫌になるくらいだった。
「えっ?!」
私の気持ちはまだ言ってなかったのに、どうして早速バレてるの?
「彩、分かりやすいから」
「……」
「神崎さんも分かってるんじゃない?」
「えっ、それはないでしょ?」
だって態度に何の変化も無いし。
神崎さんは常に冷静として淡々としていて……。
「それなら告白してみれば?」
「は? な、何言ってるの? 無理だよ!」
「どうして? 偽装とは言え、表向きは付き合ってるんだし今がチャンスでしょ。嘘ついてまで真壁さんから守ってくれたのは彩を気にいってるからかもしれないし」
「でも、いくらなんでも急すぎるでしょ? 神崎さんが異動して来てまだ2月弱だよ?」
「関係ないよ。それに彩、前の彼氏とは積極性が足り無すぎで駄目になったんでしょ? 同じ失敗したく無いって言ってたじゃない」
言ったけど……。
「神崎さん結構イケメンだし、その内人気者になるよ。そしたらもう手が届かなくなるかも。沢山ライバルがいる状況で選ばれる自信あるの?」
有る訳が無い。
でも……告白しても失敗する可能性かなり高いし、そうなったら気まずくなるし。
でも……真希ちゃんの言うように他にも神崎さんを好きって子が現れるかもしれないし。
頭の中は“でも、でも”ばかりで自分でも嫌になるくらいだった。