クール上司と偽装レンアイ!?
少し緊張しながらシートベルトをすると神崎さんは車を発進させた。

車は大通りに向かい、そのままスピードを上げて行く。

車内に流れる音楽は今一番売れてる女性歌手の歌で、神崎さんがこういった流行りの音楽を聞く事も意外だった。

考えてみれば私、神崎さんの事を殆ど知らないんだ。

出会ってまだ2ヶ月だし、気になりだしてからはもっと短いし。

でも、それでも、何も知らなくても好きって気持は本当だ。

神崎さんの気持はまだよく分からないけど、これから少しずつ近付いていきたい。





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