復讐ストーカーゲーム2
「は、恥ずかしい……霙。そんなに見ないでよ」
――えっ! 貴方様に恥ずかしいという言葉があったんですね!?
「霙ちゃん、それ貸して。うーん! 上手く撮れてるじゃん! 霰ちゃんって凄く可愛いよね。ここにアドレス書いておくから……っと、はい」
馬謖はブレザーの内ポケットからボールペンを取り出し、白い歯を見せ、デコレーションにも負けないくらいの笑顔を放った。
「ありがとう。帰ったらメールします……」
「うん。あの蛇田ってやつ、しつこそうだし、なにか遭う前に言うんだよ? ニュースでもストーカーの話で持ちきりだろう? 気をつけてね」
「……そうですね」
――なにこれ!? 見詰め合いながら、一枚のプリクラを両手で持つ二人!? 時間を惜しんでるようなこの躊躇いは! ありえないし!
――えっ! 貴方様に恥ずかしいという言葉があったんですね!?
「霙ちゃん、それ貸して。うーん! 上手く撮れてるじゃん! 霰ちゃんって凄く可愛いよね。ここにアドレス書いておくから……っと、はい」
馬謖はブレザーの内ポケットからボールペンを取り出し、白い歯を見せ、デコレーションにも負けないくらいの笑顔を放った。
「ありがとう。帰ったらメールします……」
「うん。あの蛇田ってやつ、しつこそうだし、なにか遭う前に言うんだよ? ニュースでもストーカーの話で持ちきりだろう? 気をつけてね」
「……そうですね」
――なにこれ!? 見詰め合いながら、一枚のプリクラを両手で持つ二人!? 時間を惜しんでるようなこの躊躇いは! ありえないし!