復讐ストーカーゲーム2
「沙蘭ママ、いうこというねぇ~! レッツゴー! 張飛さん今日の夜にゴーあげたまぁ~!!!!」


――あげたま? タヌキソバに浮いているあれのこと?


「あ……はい、あげたまぁ……」


意味も分からなく、趙雲のノリでグラスを軽くぶつけた。


「そうそう! 僕ちんの友達でキョチョもいるんですよぉ~ここのスナック、武将が勢ぞろいしちゃうかもね! 沙蘭ママも名前変えちゃったらぁ~?

かぁーうまい! 今日も生ビール最高! あげあげ~!!!!」


――何この人……うっとおしいけど、ちょっぴり元気になったわ? このテンション、意外と心地良いわね?


「私が名前を変えるの? それだったら誰になるの? でも沙蘭の名は結構気に入っているんだけどなぁ~」


――ちょっと待って? 今キョチョって言った? ここは秋葉原だし、もしかして?
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