君の王子様になるために


「男として見られてないんちゃう?」


ガーン、や。


…。



…………。




ガガーーンやぁぁっっーー!!




「やっぱそうなんやぁーー!!」


「えっ、お前思ってたの」



実は、ずーっとそれが原因かもって思っとった!!




「だってな、やっぱ俺あんま男らしくないやん! でも弥生ちゃんはそういう人が好きそうやん!?」




「ん? うちがなに?」


「やっ弥生ちゃんっ!!!」




いつからいたんか知らんけど
俺の隣りの席には噂の彼女さん!!





< 8 / 79 >

この作品をシェア

pagetop