恋〜ジンセイハツノココロミ〜




火曜日

昼休みのことだった
ぽよちゃんぴよちゃんの
2人組に呼び出された


「ヒマワリちゃんだよね?
あたしのことわかる?
シュウヘイの元カノのなお
呼び出してごめんね
こんなことなおがゆうことぢゃない
ことぐらいわかってる
でも、まだ好きなの
好きなことしってるよね?
ヒマワリちゃん
してることなんか
周りの子たちと、ちがう
マネだからってベタベタしないで
で、シュウヘイのこと好きなの?
好きなんだよね?
そんなんでマネ続けられるの?
ひどいよ。」


ひたすら批判をあびた
なおちゃんの言っていることわ
とてもいいようにわ
聞こえない
なおちゃんにとってよいことのよーにしか
きこえなかった
とてもつらかった

最後の最後にわ
「シュウヘイにわ言うなよ
言ったらどうなるかわからんから?
よびだしてごめんね。」

思ってもいないことばだろう
ごめんね、
生まれて初めて言われたくない
ごめんをいわれた
うれしくないごめんだった


なんでなんで
まだ、なんもしてないよ?
なおちゃんに
ゆあれなくてわならないことわ
なにもしているつもりわ
なかった

どちらかというと
まだ、あいつを知り始めた
だけだった

でも、わたしわ
この現実をみとめなくてわ
いけなかった

呼び出されたことを
シュウヘイにわ言ってわいけない
それわ守ろう、助けてもらうのわ
迷惑だとおもていたので
諦めたが

涙が溢れてとまらなかった
とまらなかった
とまらなかった


教室でも泣いてしまった
STだというのにも
関わらず泣いていた

周りの目が気にもならなかった
泣きまくった
抱きしめてくれた
抱きしめてくれた友達の手が
あったかくて
幸せだった



このとき気づいたらよかった
違う幸せを
求めていけたらよかったんだ
でもやっぱり
あいつの
存在がおおきかった、




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