恋〜ジンセイハツノココロミ〜



終電、さすがに乗り遅れたら
電車がないので
乗ることができた
あいつわ逆方向の電車にのる
電車わさきにあいつの乗る電車が
きてしまった

手がはなれた
「じゃーな」
あの笑顔、大好きだ
あの笑顔が大好きになった
自然とこっちまで
笑顔にしてくれる
魔法の笑顔なのかもしれない

あいつが電車に乗ってから
2分もたたないうちに
電車がきた

電車に乗ったとき
LINEがきた
_風邪引くなよ
お母さんにわ先輩といました
って言うんだぞ_

って、
なぜか泣けた

こんなことされたことなかったから

幸せだったよ?
いつもあなたの言葉に
助けられていたんだよ
ありがとう
失ってから気づくなんて
遅いよね
わかってるんだけどね


でも。大好きだった笑顔が
嫌いになっていくことに
なった
こんなことあり得ないけど
これが事実だ。


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