恋〜ジンセイハツノココロミ〜





カシャッという
音がした

シュウヘイがそれと同時に
ため息をついた
そして
びっくりした私に
ボソッと口にした
「なにがあっても
俺が守るから
大丈夫、
なにかあったらいつでも言ってこい」

突然すぎて
何のことなのかよくわからなかった
私だが
なんだかうれしいもち
でいっぱいだった


そうして
左手で持っていたケータイを
右手に持ち替えて
左手で私の手を
握りしめてくれていた



それをみていた
先輩のマネさんの
行動が私たちの距離を
もっと縮めてくれたのかもしれない

起きた出来事で
私の心わズタズタで
しにそうになったけど…
夢のような時間わ
延長されることになったのだった



< 7 / 15 >

この作品をシェア

pagetop