恋〜ジンセイハツノココロミ〜
「おいっ」
コツッと
ケータイが頭にあたった
「あいたたた、」
「着いたぞ、とうちゃーく
なら俺も席戻るわ
おつかれさん\(^o^)/」
優しかった
ちょっとの時間
たった10分や20分のこと
だったかもしれない
2時間も3時間も一緒に
手をつないでいた気がした
「おつかれさまでした」
キャプテンの挨拶で
私たちのマネも解散
楽しかったバスの思い出わ
きっと…なくならないだろう
そんなことを
わたしわ
マミカにされたことを
忘れて
幸せな気分でいっぱいになっていた
もうすぐ、
始まったばかりの
マネ生活にこんなにもはやく
悲劇が起こるときが
くるなんておもいもしてなかった