俺様男子と同居生活!?
「でも、会うたびにお父さんから愛が充分伝わってくるの。」
ふと、気づけば私が一方的に話してた。
「あ、ご、ごめん!勝手にベラベラしゃべっちゃって…」
「いや、全然。やっぱ、一緒の事思ってたんだなぁってな!
話聞けてよかった」
その時、アイツは初めて優しい笑顔を見せてくれた。
いつの間にか、もう、スーパーがすぐ近くにあった。
ちょっと、重い空気だったから、
私は…
「ほら!走るよ!」
こんな事で誤魔化そうとした。