俺様男子と同居生活!?
そして、
卵以外にも必要な物を買って、
荷物は意外と重かった。
スーパーの自動ドアを通り抜けると、
サッ…
という音と共に、手元が軽くなった。
「あっ…」
横を見ると、アイツの手に袋があった。
さりげなく、持ってくれた…。
結構、優しいとこあるんじゃん…
「ありがと!…椋」
名前をなにげに呼ぶことが出来たけど、返事をしないで、アイツは歩き始めた。
「えっ、ちょっ…」
私は小走りで追いついてから、
横を見上げる。
なんか、椋の顔赤い…?
もしかして、照れてる…?