☆運命の人☆

「ｷｽなんてウソ☆それとやっと見てくるた笑」
「う，ぅん…//」
度目のいちの笑顔に完全にはまってしまった爽沙…｡
それから先生の話が終わるまでしゃべらなかった｡ううん…しゃべれなかった｡


――休み時間
「爽沙のとなりの席の子かっこよくない…」
「えっ？いちのこと？そうかな…？」
《かっこいいってか⇔かわいいが正解だと思うけど…》

「爽沙，もう話したの」
「うんまぁ〜一応…」
「爽沙には言ってなかったけどあたしあぁ―いう子がﾀｲﾌﾟなんだ〜」
「えっ…？」
彩也の一言に爽沙の顔から笑顔が消える…｡
「ねぇ〜彼の名前なんて言うの」
「えっとｫ…芹沢壱希…」
「ｾﾘｻﾜ ｲﾁｷ…？変わった名前笑」「あたしも同じこと思った｡てか言ったらあたしの名前も変わってるって言われた｡」
「どこまで仲良いの??あっそうだ壱希くんにあたしのことも紹介しといてね〜」
「えっ？ﾑﾘ」
とっさに出てしまった一言…
「なんで…？」
「なんででも…」