ありがとう... 〜大切な君へ〜
「橋本くんって何組?」

「そういえば知らないや」

「うーん... よし、直感で2組だ」

葵は私たちのクラスの隣のクラスのドアを開けた

教室には女子たちが雑談をしていた

今は昼休み

男子たちは廊下で走り回ってる

教室を見たところ拓の姿はない

「葵にりかじゃん どうしたの?」

私たちに声をかけてきたのは前同じクラスだった美穂だった

「あ、美穂 橋本くんってこのクラス?」

「うん そうだけど 今はいないね いつも授業受けてないし」

授業を受けてない...?

私は美穂の言葉に疑問を覚えた

「そうなんだ ありがとう」

私たちは教室を出た

「橋本くん、授業受けてないってどうゆうこと?」

「わかんないよ...」

「まさか、不良じゃ...」

「ないない 絶対ないよ」

一体どうゆうことなんだろう

私は1日中その言葉の意味を考えていた
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