ありがとう... 〜大切な君へ〜
真実は儚いもの
「ダルイ...」

「大丈夫? 顔死んでるよ 保健室行きなよ」

次の日私は風邪をひいたみたいでダウンしていた

「ちょっと保健室行ってくる...」

私は辛さに耐えられず保健室に向かった

保健室につきドアをノックしようと手をあげた瞬間

「あと、1年ももたないかも...」

保健室から聞き覚えのある声

毎日聞いているからわかる

「拓?」

私はノックしようとしていた手を下ろした

「そうなの... 岩原さんには言わないの?」

えっ、私...

やっぱり拓なんか隠してる...?

「言いませんよ... こんなこと言ったらりかは僕から離れちゃいます」

拓の悲しそうな声

こんな悲しそうな声聞いたことない

僕から離れる... どうゆうことなの

私はわけがわからなくなり気付いたら屋上に向かって走り出していた
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