ありがとう... 〜大切な君へ〜
それから私を優しく抱きしめた

地面に座っていたせいで体は冷たくなっていた

けど、拓の体の温もりでその冷たさは一切なくなった

体全体が暖かい

拓は私から体を離すと私の顔を真剣な眼差しで見つめた

「よくわかったよ りかの気持ち 僕もりかが好きだ
今から言うことは全部事実だよ」

拓は真実を語り始めた
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