ありがとう... 〜大切な君へ〜
学校につき私は机に頭を伏せた

頭がクラクラする

やっと心から好きと思える人に出会えたのに

「どうしたの? まだ風邪治んないの?」

頭の上で声がした

重い頭をあげると葵が立っていた

「いや、大丈夫大丈夫 風邪なら治ったよ」

「そっか 良かったじゃん」

葵はそうゆうと自分の席に向かった

やっぱり葵には拓の病気のことなんて言えない

とにかく今日ちゃんと拓と話さなきゃいけない

昨日逃げてしまったから

私は放課後屋上に向かった
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