ありがとう... 〜大切な君へ〜
「驚かせてごめんなさい」

彼は無表情で行った

「な、なんでこんなこと... まさか...」

自殺

私の頭に過ぎった...

「死のうとしてたわけじゃないんだ」

「じゃあ、なんでこんなことを?」

「ここが天国に1番近いから...」

「えっ...」

私は思いがけない彼の言葉に体が固ってしまう

「なんてね 冗談だよ」

彼は笑顔でそう言った

彼の笑顔を見た瞬間ドキッとした

でも、その顔はどこか寂びしそう
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