ありがとう... 〜大切な君へ〜
これが恋...
拓と別れたあと私は自分の教室に戻った

もちろん遅刻決定

廊下を走っているとおそらく私を探しに来たんだろ

数人の先生たちがうろうろしている

これはマズイ

私は階段を急いで駆け下り1階の保健室に向かった

「失礼します...」

私はノックをして恐る恐るドアを開けた

どんな仮病を使おう...

「あら、橋本くん? あっ、違った 岩原さん!!」

橋本くん?さっき橋本くんって...

まっいっか

「先生 お、お腹が...」

「お腹が痛いの?」

「は、はい...」

「じゃあ、よくなるまでベッドで寝てなさい」

先生はベッドを指さした

「わかりました」

私はベッドに移動し寝転がった

作戦は成功したみたいだ
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