家庭内逆ハーレム!?〜後編〜
けど莉緒に言われた時は焦った
もし、バレて避けられたら?
他人って言われたら?
けど彼女のことを考えた時
その考えが馬鹿らしいと思った
人が嫌がることを彼女はしない
むしろ僕たちの不安なんて吹き飛ばすような言葉をくれる
流惟もそんな彼女に惹かれたんだ
けどそれは諦めざる負えない
だって彼女は時雨の彼女
だから諦めなきゃいけない
だけど一つ屋根の下で暮らして
同じクラスにいて
悪気もなく話しかけてくる莉緒を
頭では分かっていても
どんどん好きになっていく
淹折たちはどうして諦められたのか?
諦めきれない俺はどうすればいい?
僕は諦めるわけじゃない
けどさ、気づいたんだよね
このポジションが面白いことに