家庭内逆ハーレム!?〜後編〜





けど莉緒に言われた時は焦った







もし、バレて避けられたら?







他人って言われたら?







けど彼女のことを考えた時






その考えが馬鹿らしいと思った







人が嫌がることを彼女はしない






むしろ僕たちの不安なんて吹き飛ばすような言葉をくれる







流惟もそんな彼女に惹かれたんだ






けどそれは諦めざる負えない






だって彼女は時雨の彼女







だから諦めなきゃいけない







だけど一つ屋根の下で暮らして






同じクラスにいて






悪気もなく話しかけてくる莉緒を






頭では分かっていても






どんどん好きになっていく






淹折たちはどうして諦められたのか?







諦めきれない俺はどうすればいい?







僕は諦めるわけじゃない







けどさ、気づいたんだよね






このポジションが面白いことに









< 72 / 380 >

この作品をシェア

pagetop