君のそばにいてもいい?
転校生の秘密
翌日。
「おはよ〜雅!」
「あ、葉月!おはよ〜」
私は酷く緊張していた。
「…葉月。」
「ん?ど、ドウシタノミヤビ?」
しまった。緊張しすぎて片言に…
「緊張しすぎ…もっとリラックス!」
と思いっきり私の背中を叩いた。
「いっ…痛いって雅…」
そうすると雅はふふっと笑って、
「少しは緊張和らいだ?」
と聞いてくる。
「…痛すぎて緊張どころじゃないっすわ…」
「なら良かった!!」
と雅は満面の笑み。
あれ…雅ってこんなドSだったっけ…?