Under The Darkness



「ひゃうっ……」



 自分が発した『女』のような声に、私は愕然としてしまった。


「もっと啼いて」


 京介君は、意地の悪い眼差しで、紅潮した私の顔を覗き込みながら甘く囁く。


「どないしたらやめてくれるんや……あぁっ、あかん、よ……も、ほんま、に……いややぁっ」


 私の声は、完全に潤んだものになっていた。

 必死で京介君にやめるよう懇願する。

 でも、京介君は私の抵抗など全く聞く耳を持ってくれない。

 私の必死の懇願も無視して、さらに愛撫を加えていく。

 京介君の唇と舌だけで、私の肢体は意思とは反して――信じられないほど熱くなってしまう。

 京介君はわざと私に聞こえるようにいやらしい音を立てながら、胸の飾りを外す勢いで嬲ってゆく。

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