Under The Darkness



「……てめえなんざ変態ヤローの竿でもしゃぶっとけ!」


 ぐったりと倒れ込む豪を足蹴にしながら、男達は残酷な笑みを浮かべる。


「お、目え覚ましたか」


 気が済むまで暴力をふるい続け、満足げな顔をした男が、私を捉えてニッと淫猥に片唇をつり上げた。


「佐伯さんが綺麗に撮ってやるってよ。まあ、その後、お前は泡に沈められるんだけどな」


 そういって、私を攫ったピアスだらけの男が私に覆い被さってくる。



「イイ子にしてたら、俺、店に通ってやってもいいぜ?」


 下卑た笑いを浮かべながら、男はナイフを手にした。

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