愛を知る小鳥
あまりの激しさに、美羽はまともに息継ぎをすることができない。息を吸おうと角度を変えると、すぐに潤の舌が追いかけてきて埋め尽くされてしまう。潤は必死に肩で息をする美羽の背中をゆっくりと撫で続けた。
「…ふ、ぁっ…!」
美羽の口の端から絡みついた唾液がこぼれ落ちる。ようやく唇を離すと、潤は首筋を伝っていくそれを下から上へ向かってつーっと舐め上げた。初めて味わうその感触に、美羽の体がブルッと震える。だが絶えず背中を撫でてくれている手のぬくもりに、すぐに落ち着きを取り戻していった。
「あっ…」
そのまま首筋に顔をうずめて舌で、唇で刺激を与えていく。背中からゾクゾクと沸き上がってくる不思議な感覚に、美羽の体は恐怖とは違う震えを感じていた。
顎を伝って再び唇に戻ってくると、濡れた唇を食みながらゆっくりとした動作で首筋を撫でる。ぴくっと反応するのを宥めるように、ゆっくり、ゆっくりと。美羽の反応を見ながらその手を少しずつ下げていく。
「あ…」
「怖いか? 無理ならいいんだ」
心配そうに顔を覗き込まれ、俯きながら顔を真っ赤に染めて必死で首を横に振った。そんな美羽に安心したように微笑むと、額に啄むようなキスをしながら胸元へと手を伸ばしていく。そうしてパジャマの上からそっと胸に触れると、美羽の心臓があり得ないほど早鐘を打っているのが直に伝わってきた。目をぎゅっと閉じているが怖がっている様子は見られない。潤は触れる手に力を込めると、形を変えるように優しく刺激を与えていった。
「はぁ…っ」
震えながらも反応を示す美羽が堪らなく愛おしい。
「もうやめておくか?」
その問いかけに閉じていた目をうっすらと開けると、ふるふると首を振った。
「…まだ…もう少し…大丈夫です…」
潤んだ瞳で放った言葉は潤の胸を激しく疼かせた。
「…ふ、ぁっ…!」
美羽の口の端から絡みついた唾液がこぼれ落ちる。ようやく唇を離すと、潤は首筋を伝っていくそれを下から上へ向かってつーっと舐め上げた。初めて味わうその感触に、美羽の体がブルッと震える。だが絶えず背中を撫でてくれている手のぬくもりに、すぐに落ち着きを取り戻していった。
「あっ…」
そのまま首筋に顔をうずめて舌で、唇で刺激を与えていく。背中からゾクゾクと沸き上がってくる不思議な感覚に、美羽の体は恐怖とは違う震えを感じていた。
顎を伝って再び唇に戻ってくると、濡れた唇を食みながらゆっくりとした動作で首筋を撫でる。ぴくっと反応するのを宥めるように、ゆっくり、ゆっくりと。美羽の反応を見ながらその手を少しずつ下げていく。
「あ…」
「怖いか? 無理ならいいんだ」
心配そうに顔を覗き込まれ、俯きながら顔を真っ赤に染めて必死で首を横に振った。そんな美羽に安心したように微笑むと、額に啄むようなキスをしながら胸元へと手を伸ばしていく。そうしてパジャマの上からそっと胸に触れると、美羽の心臓があり得ないほど早鐘を打っているのが直に伝わってきた。目をぎゅっと閉じているが怖がっている様子は見られない。潤は触れる手に力を込めると、形を変えるように優しく刺激を与えていった。
「はぁ…っ」
震えながらも反応を示す美羽が堪らなく愛おしい。
「もうやめておくか?」
その問いかけに閉じていた目をうっすらと開けると、ふるふると首を振った。
「…まだ…もう少し…大丈夫です…」
潤んだ瞳で放った言葉は潤の胸を激しく疼かせた。