主人公の二人が抱える闇は深くて辛かったのですが、互いを労り寄り添う気持ちは読んでいて羨ましくもなりました。
ステキなお話をありがとうございました。
気になる点を挙げるとすれば、犯罪に加担した薫がどうなったのか、また一番は秘書課の百田の事。
百田は歓迎会の時、一方的に暴言を吐いて手を挙げようとした所を潤が目撃していますよね?同じ課に所属しているのにその後何も手を打たなかったのかしら?と疑問に思いましたし、潤が大怪我をした後に給湯室で『疫病神』と更なる言葉の暴力を振るいました。
彼女の言動は潤にも秘書課の面々にもわかっていたはずだと思われるなのに、誰も何もしなかったのかなぁと少し府に落ちない感じがしました。
薫やその叔父、そして園田とその身内はどうなったのでしょうね?直接または間接的に犯罪に関わった人たちの心情や行く末も気になる所です。
またステキな作品が読める事を期待しています。