キミと見た景色をもう一度
しばらくしても、暑さが引くことはなく汗が止め処なく溢れていく。
「拓人ータオル取ってー」
「んー」
「ありがと」
「どーいたしまして」
うぅ・・・やばいなぁ・・・。
汗かいてるから、水じゃ塩分補給できないか・・・。
スポドリ買えばよかったな。
とそんな時、左頬に突然の冷たさを感じた。
「うわ!」
「あ、ごめん。びっくりした?」
「するわ!!」
「はい、これ。のど渇いてるでしょ??」
そう言って差し出されたのは、拓人が飲んでいたスポドリだった。