私達の恋〜切ない三角関係〜 下
どれぐらい歩いただろうか…
私たちはただただ
いつもの下校道を無言で歩き続けていた。
ちょうど信号が赤になり、
隼人くんと少し離れていた距離が
隣にそろった。
お互い、
何を言ったらいいかわからず
ただ信号が変わるのを今か今かとと待ち続けていた。
ちかっ
ちょうど信号が赤から青に変わって、
私が一歩歩き出した時、
「ひかる」
隼人くんの声が後ろから聞こえた。
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