彼女
ベッドの上で何度も何度もキスした。
「タンタン大好き。」
「オレも。」
「ねぇ私のどこが好きなの?」
「かわいいトコロ。」
「かわいい?」
「年上なのにゴメン。でもかわいい。」
「タンタンおかしいよ。」
「どこが?」
「同じくらいの年の子の方がかわいいに決まってるでしょ?だからタンタンはおかしいよ。」
「そう?年が若けりゃいいってもんじゃないよ。
オレがカワイイって思ってるんだからいいじゃん。
おかしくない!!!」
「タンタン大好き!」
彼女がしがみついてくる。
オレだって大好きだ。
「でも、あっこちゃんだって、おかしいよ。」
「何が?」
「逆にオレのドコがいいの?」
「ぜーんぶ!」
そしてまた唇を合わせた。