翼~開け放たれたドア~
脳裏に蘇る、クスリと笑う気高き真っ白な翼の天使を、私は知っているはずなのに思い出せない。
そう、とても近くにいた。
手を伸ばせばいつでも届くそこに、確かにいたんだ。
ねぇ、あなたは私の何なの?
あなたは私の何を知っているの?
──あなたはだぁれ?
そう、とても近くにいた。
手を伸ばせばいつでも届くそこに、確かにいたんだ。
ねぇ、あなたは私の何なの?
あなたは私の何を知っているの?
──あなたはだぁれ?