翼~開け放たれたドア~
しばらく、空を眺めていたけど、少しだけ変化が訪れた。
「…!」
誰かの、気配。5人くらいかな。
「龍也、人」
そう言えば、龍也は
「たぶん、王覇の人たちですね。ここを溜まり場にしてますから」
さらっと言ってのけたけど、
「…じゃあなんでここきたの」
「…すいません。
同じクラスの人もいますし、王覇は、良い奴らばかりなので、春輝さんにあわせても大丈夫かな…と」
どーすんの。私嫌なんだけど。
だけど、そうこうしているうちに、気配は扉の前まで来てしまった。
ガチャリと開く扉。
私は、龍也の服をギュッと握りしめ、龍也にしがみついた。
「…!」
誰かの、気配。5人くらいかな。
「龍也、人」
そう言えば、龍也は
「たぶん、王覇の人たちですね。ここを溜まり場にしてますから」
さらっと言ってのけたけど、
「…じゃあなんでここきたの」
「…すいません。
同じクラスの人もいますし、王覇は、良い奴らばかりなので、春輝さんにあわせても大丈夫かな…と」
どーすんの。私嫌なんだけど。
だけど、そうこうしているうちに、気配は扉の前まで来てしまった。
ガチャリと開く扉。
私は、龍也の服をギュッと握りしめ、龍也にしがみついた。