翼~開け放たれたドア~
「怒んねえでいられっかよ!!」
「雷!」
「知ってるだろ!?龍也!お前も!!」
「…っ!!」
「こいつにとって…春輝にとってタブーを犯すことがどんなことかも!
こいつが言葉一つにどれだけ傷つくかも!」
他の人にとっちゃ、そんなことで思うかもしんねぇ。
髪や目のこと言われたくらいでなんだと。
だけど、春輝にとっては。
それは春輝を傷つける凶器にだってなる。
「言葉一つで、春輝を…っ、殺すことだってできんだぞ!!?」
「雷!」
「知ってるだろ!?龍也!お前も!!」
「…っ!!」
「こいつにとって…春輝にとってタブーを犯すことがどんなことかも!
こいつが言葉一つにどれだけ傷つくかも!」
他の人にとっちゃ、そんなことで思うかもしんねぇ。
髪や目のこと言われたくらいでなんだと。
だけど、春輝にとっては。
それは春輝を傷つける凶器にだってなる。
「言葉一つで、春輝を…っ、殺すことだってできんだぞ!!?」