翼~開け放たれたドア~
手を伸ばしてその頭に触れる。
雷たちがせがむたびにしてあげたように、ふわふわと撫でた。
なんだか少し嬉しそうな顔をした秋人は、
「…春輝の手、落ち着く」
と、大人しく撫でられてた。
「あー!秋人ずるいっ!」
「うっせぇよ。飛鳥」
いつの間にここにいたの。飛鳥。
「俺も俺もっ!」
「…ん」
秋人を撫でるのをやめ、飛鳥のほうへやる。
あ、なんか結構かわいいな。飛鳥。
犬の耳と尻尾が見える。
「お前ら、男に撫でられて嬉しいか?」
…え?
この人気づいてないの?
たぶんだど…他の人皆気づいてるよ?
雷たちがせがむたびにしてあげたように、ふわふわと撫でた。
なんだか少し嬉しそうな顔をした秋人は、
「…春輝の手、落ち着く」
と、大人しく撫でられてた。
「あー!秋人ずるいっ!」
「うっせぇよ。飛鳥」
いつの間にここにいたの。飛鳥。
「俺も俺もっ!」
「…ん」
秋人を撫でるのをやめ、飛鳥のほうへやる。
あ、なんか結構かわいいな。飛鳥。
犬の耳と尻尾が見える。
「お前ら、男に撫でられて嬉しいか?」
…え?
この人気づいてないの?
たぶんだど…他の人皆気づいてるよ?