旦那様は御曹司!?番外編

「あたしが教えないものだから、長谷川くんを会社に送り込んだの。まんまと騙されて、あたしは情報を与えてしまった。」

「…。」

炎が少しずつ大きくなってきている。
「でも長谷川くん、あたしに本気で気があったみたい。だから途中から仕事ちゃんとしなくなって。」

俺は先輩の腕を掴んだまま、出口を探し始める。
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