旦那様は御曹司!?番外編

「ちょっ…松本くん、何するの!?」

俺は無理やり先輩を抱きしめた。
「ちょっと熱いですけど我慢してくださいね!」

俺はそのまま火の中を走りだす。

火の気は容赦なく俺達にぶつかってきたけど、俺は必死だった。

こんな頑丈な倉庫の壁が簡単に壊れるはずはない。
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