たった1人の愛しき人
背が高くなるように牛乳を沢山飲んだし、
可愛いと思われるようにオシャレにも気を使った。
頭のいいみっちゃんと同じ高校に入れるように勉強も頑張った。

それでもみっちゃんは私のことを見てくれなかった。


まるで私なんかいないように…。



いつもみっちゃんは他の女の子や男の子には笑顔を見せるのに、私には笑顔を見せることもないし、しゃべってくれるコトもなかった。
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