甘えん坊彼氏と甘々生活♡


やっぱり、私にはそんな勇気なかった。


関係が壊れるのが怖いから。


夢徠が離れていくのが怖いから。



「れーなしゃん」



夢徠の甘える声。


私に甘えてくるときは、私のことは“れーなしゃん”って呼んでくるんだ。



「何?」



外を眺めていた目を夢徠に移す。


その瞬間だった。



「……んっ」



夢徠にキスをされたのは。


< 110 / 415 >

この作品をシェア

pagetop