甘えん坊彼氏と甘々生活♡


「……ひゃっ」



バサっと音を立てて、何かが倒れる音がした。


本当にかすかな物音だったけど。



「ね、俺にしよ?」



「やめて、李徠っ」



その状況を判断するのに、そんな時間はかからなかった。


もし、玲奈が李徠のことが好きなら、このまま見過ごそうかとも思った。


そうなんだとしたら、今俺が出ていったところで、邪魔者なだけだ。




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