甘えん坊彼氏と甘々生活♡
なんとなく夢徠、不機嫌な気がするんだよね……
今日なんて、全然話してない。
「……ねぇ、夢徠」
「ん?」
私はまたぎゅっと抱きしめられる。
夫婦となった今でも治らない夢徠の癖。
変わらないこんな時間が好きだったりする。
でも、今日の夢徠はちょっと違う。
私の首筋に顔を埋めて……
抱きしめる腕の力がいつもより強い気がする。
「どーしたの?」
「別に」
「なんか違うもん」
「何もない」
もー。
言ってくれないとわかんないよ……。