甘えん坊彼氏と甘々生活♡


「俺は、鈍感じゃねーよ。」



夢徠が埋めていた顔をあげて、次は私の肩に顔を置いていった。


今、横を振り向けば、夢徠の顔とぶつかってしまいそう。


そう考えるだけで、顔が赤くなる。


そんな、私たちを見て、ため息をつく2人。


なんで?


なんで、そんなに呆れてるの??



「始めるぞー?」



そんなとき、担任が教室に入ってきた。


先生が見えたとたん、パッと夢徠が離れる。


解放されて嬉しいような、悲しいような。


< 8 / 415 >

この作品をシェア

pagetop