純愛〜彼と私の物語〜
翌日も翌々日も、茉莉愛の胃の痛みは消えなかった。

...いったーい!マジで痛い...胃薬も効かないし...

...私って、こんなにプレッシャーに弱かったっけ?

健太郎先生...何してるかなぁ?足が治ったら、何か行くキッカケなくなっちゃったし...

胃の痛み、相談してみようかな...

...ってか、会いたい...



こう!と決めたら、即行動!の私...

既に、治療院に電話をしている茉莉愛。

「もしもし?あの、沼田先生の予約取りたいんですげど...」


20分後


「こんにちはー!」

「こんにちは」にこやかな健太郎。

「先生ー!胃が痛いっす!」
「あっ、いや、痛いです!」

「あはは。みたいだね」

「へっ?なんで、先生分かるんですか?」

「そういう身体の歪みしてるから」

「えー!スゴイ!やっぱり先生はスゴイなぁー」

「受験のストレスかな?」

「そうなんです!もうプレッシャーに負けそうで...」

「大丈夫ですよ!茉莉愛さんなら!」

「...そんな事ないから、痛むんですよ...」

「茉莉愛さんには、真の強さがありますよ。身体に出ています。だから、大丈夫!僕を信じてください」

「...先生...お世辞でも嬉しいです...」
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