純愛〜彼と私の物語〜

「あはっ!」
と、イタズラっぽく舌を出す茉莉愛。

「ど、どうしてそんな技を?」

「高校生の時に、空手を習ってたの」

「マ、マジで!?」

「うん!マジで」

そう言うと2人は大笑いをした。

「茉莉愛さん、カッコイイ!」

「えー!嬉しくなーい」

「僕の出番なかったよ!」

「だって、健太郎先生のこと、オッさんとか言うから頭きちゃったッ!!」

また2人は笑い合った。

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