純愛〜彼と私の物語〜
ハンバーグ店を出て、2人は少し散歩しながら、日比谷公園の方へ向かった。
「へー!そんなに忙しかったんだぁ」
「先生は?」
「うん…僕はいつもと変わらなかったよ」
「ふぅーん」
2人は手を繋ぐこともなく、ゆっくりと歩きながら、話した。
…健太郎先生…なんだか不機嫌?…。
今日の先生…どうしちゃったのかなぁ…
もしかして、京都に行っている間に気持が覚めた…とか?
茉莉愛はだんだんと不安になっていた。
健太郎は口数が少ないままだ。
2人は考えながら…話ながら…歩いているうちに公園に着いた。
「あっ!」
突然、茉莉愛が大きな声を出して、目の前のベンチに座るとガサガサと鞄の中を何やら探し始めた。
「あったぁ!!」
「健太郎先生…これ、お土産!!」
そう言って差し出したのは、半分のハート型のカケラに水色の紐が付いたストラップだった。
「これ…ハートが半分?」
健太郎が手にしながら、聞いた。
「うん!」
「もう半分のハートはこっち!」
と、もう片方のハート型のカケラにピンク色の紐が付いたストラップだった。
「へー!そんなに忙しかったんだぁ」
「先生は?」
「うん…僕はいつもと変わらなかったよ」
「ふぅーん」
2人は手を繋ぐこともなく、ゆっくりと歩きながら、話した。
…健太郎先生…なんだか不機嫌?…。
今日の先生…どうしちゃったのかなぁ…
もしかして、京都に行っている間に気持が覚めた…とか?
茉莉愛はだんだんと不安になっていた。
健太郎は口数が少ないままだ。
2人は考えながら…話ながら…歩いているうちに公園に着いた。
「あっ!」
突然、茉莉愛が大きな声を出して、目の前のベンチに座るとガサガサと鞄の中を何やら探し始めた。
「あったぁ!!」
「健太郎先生…これ、お土産!!」
そう言って差し出したのは、半分のハート型のカケラに水色の紐が付いたストラップだった。
「これ…ハートが半分?」
健太郎が手にしながら、聞いた。
「うん!」
「もう半分のハートはこっち!」
と、もう片方のハート型のカケラにピンク色の紐が付いたストラップだった。