LOVE & PIECE☆
プロローグ・Once−in−a−lifetime encounter~一生に一度の出会い~
「氷美香ぁ〜?遅れるわよ〜?」
「今いく〜!」
私は刃吃越 氷美香(はとこえ ひみか)。
今日はついに待ちに待った中学校の入学式!
小学校の時に中学生との交流会があり、そこに参加した私は中学生がとてもかっこよく見え、一瞬にして私の憧れになったのだった。
「いよいよかぁ…」
「ついに氷美香も中学生ね〜
たくさん勉強して、友達をつくって…あ、恋もするのよ〜?」
「お母さんってば!」
「中学校生活、楽しみなさいね」
「…うん!」
お母さんはそう言って私を入学式の会場である体育館へと見送ってくれた。
~体育館~
「で、あるからして━━━」
校長先生の話が長くて眠りそうになってしまった私は、横の人に肩を叩かれた。
「おーい、起きてっ…もう少しで終わるよ!」
「えっ…あっ、うん、ありがとう!」
「あっ、私、鍬原 柚菜(くわはら ゆうな)って言うんだ♪よろしくね!」
「私は刃吃越 氷美香って言うの!変な名前で覚えづらいけど……よろしく♪」
「そんなことないよ!
氷美香ちゃん、いい名前だね!」
「ありがとう!」
━━━新入生、起立。
私達は慌てて立ち上がった。お互い笑いながら。
いよいよクラス発表の時が来た。
「私、何組だろう…?」
1組、2組━━
ずっと探しても自分の名前はなく、後半クラスだということがわかった。
もしかしたら10組?
なんて心配をして、次のクラス、また次のクラスと見ていくと…
8組の貼り紙で目が止まり、見つけた。
すると━━━
「今いく〜!」
私は刃吃越 氷美香(はとこえ ひみか)。
今日はついに待ちに待った中学校の入学式!
小学校の時に中学生との交流会があり、そこに参加した私は中学生がとてもかっこよく見え、一瞬にして私の憧れになったのだった。
「いよいよかぁ…」
「ついに氷美香も中学生ね〜
たくさん勉強して、友達をつくって…あ、恋もするのよ〜?」
「お母さんってば!」
「中学校生活、楽しみなさいね」
「…うん!」
お母さんはそう言って私を入学式の会場である体育館へと見送ってくれた。
~体育館~
「で、あるからして━━━」
校長先生の話が長くて眠りそうになってしまった私は、横の人に肩を叩かれた。
「おーい、起きてっ…もう少しで終わるよ!」
「えっ…あっ、うん、ありがとう!」
「あっ、私、鍬原 柚菜(くわはら ゆうな)って言うんだ♪よろしくね!」
「私は刃吃越 氷美香って言うの!変な名前で覚えづらいけど……よろしく♪」
「そんなことないよ!
氷美香ちゃん、いい名前だね!」
「ありがとう!」
━━━新入生、起立。
私達は慌てて立ち上がった。お互い笑いながら。
いよいよクラス発表の時が来た。
「私、何組だろう…?」
1組、2組━━
ずっと探しても自分の名前はなく、後半クラスだということがわかった。
もしかしたら10組?
なんて心配をして、次のクラス、また次のクラスと見ていくと…
8組の貼り紙で目が止まり、見つけた。
すると━━━