年下はキライですか?【完】
色んな乗り物に乗って、オレもさすがに疲れてきた。
「ねー、ちょっと休まなーい?」
梨花ちゃんが良いタイミングで言ってくれた。
俺らはお昼を食べることになり、レストランへ向かった。
トレイを持って並ぶとき。
梨花ちゃんはお兄さんと何を注文するかとゆーことを話し込んでいて。
その間に俺はさりげなく佐野さんの隣に立った。
「佐野さんは何頼みます?」
「うーん…カツカレーにしようかな…」
「おお。ガッツリでいいっすね。俺もそれにしようかな」
「あ…女の子らしくないかな、パスタとかの方いいよね!?」
乙女な顔して俺にそれを聞くな。
「…いや、カツカレーでいいと思いますけどね」
「てか…まさか今日桐島くん達に会うと思わなかった」