年下はキライですか?【完】
首元にもキスを落とされ、体が硬直する。
桐島くんって意外と肉食系…
そのままベッドに移動した私達はキスを交わしながら何度も抱き合い、そしていつの間にか桐島くんにすっぽんぽんにされていた。
「ちょっ、恥ずかしいから電気消して…」
「嫌です。よく見えないデショ?」
片方の口角だけ上げて楽しそうに微笑む。
いや、そういう問題じゃないのよ~~~
お腹のたるみとか胸のたるみとか気になるのよ~~~
梨花ちゃんはぴちぴちだったはずだから、きっと雲泥の差だし。
しかしこの桐島くんを、誰も止めることなどできない。
ええい!
もうどうにでもなれ!
私は半分諦めて、桐島くんに身をゆだねた。
私たちはそのまま甘い夜を過ごす……
はずだった。