魔法少女は天然ちゃん?



「あたし水瀬零!(みなせれい)
あたしのことは零って呼んでね♪
お近づきの印にあめちゃんどーぞ☆」


そう言って笑顔で飴を差し出してきた


うわぁー///
なにこの子!!
可愛すぎでしょ!?
女のあたしまで照れちゃうよー///


肩までのパーマのかかった藍色の髪に
透き通るように白い肌
さくらんぼ色の唇
もはや人間凶器じゃない!?

1人でそんなことを考えていると


「牡丹、お前全部口にでてるぞ?」


そう言って笑いをこらえている大翔


「え、うそ!?また!?
恥ずかしいよぉ…」

あー、恥ずかしい
涙がでてきちゃうよー(:_;)


「ほんと可愛いね♪
牡丹って呼んでいい??」

優しく微笑む零

「そんなことないよ!!
零のが可愛くてもはや凶器だよ?
この世の男の人みんな倒れちゃうよ!!

あ、ぜひ牡丹って呼んで?
すっごい嬉しいから♪
よろしくね!零!!」


あたしも思いっきり笑顔で言う


それを見ていた人たちがまた倒れていく


やっぱ零って人気なんだなぁ~
まぁこんなに可愛かったら人気だよね!
ほんと羨ましい!
なんであたしはこんなにブスなんだろ…

悲しくなってきちゃうよ…


そんなことを考えていると
大翔の前の男の子が話しかけてきた





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