魔法少女は天然ちゃん?



「えー、これより神崎牡丹さんの試験を始めたいと思います。
ルールは簡単!
この学校のトップ3である
五十嵐大翔、和泉綾、水瀬零
の3人と戦い戦闘不能にしたら勝ちです。
戦闘不能又は負けを認めさせることでもOKです。
また、この3人の誰にも勝てなかった場合は退学となりますのでご了承ください。
それでは4人は準備してください。」


「え、え、ちょっとまって
零たちと戦わなきゃいけないの!?
やだよそんなの!!」

あたしが焦って言うと


「仕方ないんだよ、牡丹ちゃん。
これがこの学校のルールなんだ」

優しく言う綾くん


「まぁでもこれで勝てば
学校での待遇はすっごくいいんだよ?
だから頑張ろ??
でも手は抜かないからね?」

笑顔で言う零

もしかして零…
攻撃用魔法得意なのかな?


「ほんとはトップ4人までが特別待遇なんだけど、俺ら以外は大したことないなら今年はまだ俺らしか特別待遇受けてないんだよ。」


そう説明されても~大翔さん。
あたし戦うの好きじゃないです。泣


「まぁやるしかないしさ!
がんばろ??
どーせ戦うのはくじ引きで決めた1人だけだからみんなと戦うわけじゃないしね☆」


励ましてるのか励ましてないのか
分かんないよ?零…


でもまぁここまできたらやるしかないよね…

神崎の者として負けることはできない。

「みんな怪我させちゃったらごめんなさい!!
それから真剣勝負でよろしく!
絶対負けないからね?」

あたしはみんなに頭を下げ
自分の場所に行った


誰と戦うかは分かんないけど
本気を出さないようにしなきゃ…


ってかここの競技場
結界薄くない?
これでよくもってるよね…

壊さないようにちょっと修復しとこ


ぼそ
「結界」
あたしは結界を新しくかけ直した


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